一発屋?!
全国の彼方此方のまちで、手話言語に関する条例が
成立していますね。すべての市町村が施行するのは
まだまだ先の話だろうなと感じています。
そもそも[手話言語]という言い方が出てきたのは
国への[手話言語法]成立への働きかけや障害者の
基本法が見直しになったころだったような記憶が。
何となくの記憶だけれど、東日本大震災が起きた時
だったような気がします。
条例では市民への啓蒙のひとつとして、手話に関する
イベントを実施しているところも多いでしょう。
私が住むところも条例があるのですが、イベントの
ある日に、手話を教える体験教室をやっているとか。
教える…指導することばかりで、手話を母語とする
ろう者を知る場面がないのが残念なところ。
年に1回しかないイベントで、ほんの数十分の体験で
つぎは来年…こんなので、啓蒙になるのでしょうか。
その場かぎりの[ワクワク]で終わってしまうような
結果しか出ていないように思います。
(体験したかたでサークルに来たとか手話講座に来た
とかいうひと…聞いたことがありません、残念ながら)
とりあえず体験を一発やっておしまい!
とりあえず手話言語デーに合わせてブルーライト点灯!
なんだかやっていることが一発屋のような…大丈夫やろか?
1.ろう者を知るというところまで体験
2.手話で学べる場・教養を深める場づくり
そういうのやってほしいんですけど。私の地域では無理っぽい。
手話言語法の成立を待つ…しかないのでしょうか。
国会は、国民から摂取するものの法案はすぐ作るけど
それ以外のものって、世間で流行してないと取り組んで
くれないですしね…成立はいつになるやら。
リニアが開通するころになるでしょうか。
じつに悩ましい…この頃です。