人間らしさとは?
先日の会話であった「人間を育てる」ことについて考えてみたい。
『人間らしさ』というのは…
幼稚園児までの子どもが無邪気に表現する感情や純粋さそのものとわたしは思う。
「三つ子の魂百まで」という諺があるように、いろいろなことを吸収する時期に取り巻く人間関係や青年期までの「他者の気持ちが理解できる力」と「コミュニケーション力」で、人間を育てるということかなぁ~と。
ここで、最近の保育士が苦労しているニュースを思い出す。
赤ちゃんや幼稚園児が親の声や表情を感じ取って「喜怒哀楽」を言葉代わりに身体全体で表現することに気付いていないのか、コロナ禍で顔を半分隠すマスクのために無表情な子どもが増えていると聞くし、ちょっとしたことで虐待されて亡くなるケースも絶えないのだ。
ゆとり教育が悪かったとかいろいろと言われながらも何ひとつの改善もされてこなかった文部科学省や、際どい政策が国民を振り廻したために生活力も培えない若者たちの子育てと、成長を喜べる環境になっていないために、儚い命を育てられなくしてしまっているのだろうか???
もしくは、ゲームのように生き返らせることができる感覚なのか、玩具のように子どもをつくって殺してしまうのかなぁ??
不妊治療しても懐妊できないひともたくさんいるのに、中絶や幼児虐待・放置死など小さな命を奪わずに済む手段を選択できなかったのかと思う。
平和すぎて分からなくなっているのかなぁ???
子どもは「好奇心旺盛」でなければいけないし、躾で良し悪しを覚えて適応力を身に付けていく。
そして「何をされたときに嬉しかったか」ということを子どもなりに覚えていく過程で、親が放任だったりすれば、子どもは陰険になってしまう。
こういった悪循環は、大人になった親が考えれば回避できる気がするのだが…。
いろいろなことを考えながら思うことは…
人は家族でも程よい距離を保ちつつ、会話を忘れない関係を築いていかなければいけないと思う。
「時が解決する」こともあるから、行き詰まったら立ち止まって考えてみよう。
自分本位で生きても難しいし、人は一人で生きられないように世の中はできていて抗えないことを考えたら、毎日、素直にぶつかって行こうじゃありませんか?
疲れたときは休憩してても、体当たりで自分の言葉で意見を言いましょう!
間違っていても嘘さえつかなければ何とかなるし、いいように廻っていくはずだから…。
この意気でコロナ禍を吹っ飛ばしましょう⁉