バーチャルトラベル
学生の最大イベントの1つに『修学旅行』を挙げるかたは多いだろう。
そして、家族を持てば『家族旅行』として、幾度と重ねていると思う。
ネットニュースで気になったことを…
新型コロナウイルスの影響で、春の予定であった修学旅行を秋に延期していた学校も多い。
秋に延期しても収束していないために『思い出』のために行かせたいが、不安もあると。
先生方をはじめ、親が不安をもつ心情は分からなくもないが、環境を整えられない大人のせいで、学校側の都合で閉じ込めるのはいかがなものかと。
子どもにも大人が思いつかない発想や逞しさがあるので、子どもに意見を聞いて欲しいものだと思う。
どういった思い出を作りたいかを尊重してあげるべきなのでは???
最近のネットワーク技術は、ひと昔より向上し、画質もよくなっている。
自分が現場に行けなくても『バーチャルトラベル』の形で繋げることはできないのだろうか?
例えば、自分の修学旅行先が広島県の被爆地を訪れる予定があったとして…
先生が広島市の教育委員会に問い合わせて協力学校を紹介して貰って、『Zoom』なりと提携する手もあるんじゃないか?と思う。
バーチャルで繋がった友達は、将来的に人間関係として繋がるのでは???
ろう者は、その点で強みがあるなぁと思う。
ろう学校は全国に約100校しかなく、県に1つしかないといった県もある。
そのために、どうしても自分に合う学校は県外だったりすることもある。
県外同士が通学しているので、社会人になっても県外と繋がっていたりする。
結婚相手が県外同士っていうのも珍しくはなく、遠距離恋愛もよくあるのだ。
県外同士の友達が作れる環境を整えれば、日本も強くなるんじゃないかなぁと思う。
ボランティアよりも強い関係が、情報だけではなく、県を跨いだ協力関係ができるはずだと思う。
何回も聞く言葉だが『ピンチをチャンスに変える』のは今でしょ?