マスク

『マスク』もいろいろと移り変わってきたが、お気に入りのが見つかりましたか?

ふと、『マスク』っていつ頃からあったのかな?
そこで調べてみたところ、日本では、大正時代の『工場マスク』が最初で普及していなかったものの、インフルエンザの流行で予防品として注目されはじめたのが、大正8年。
当時は、供給が追いつかず、品質もよくなかったようだが『壽マスク(内山武商店)』が商標使用の第1号として作られ、大正9年の猛威的なインフルエンザ流行とともに『マスク』も売れていったとか。

現在の形になったマスクの元祖は昭和23年頃で、そこから、ハイテクな技術でフィルター改良を重ねてインフルエンザや花粉症、PM2.5と流行する細菌に対抗しながら作られて来たようだ。
わたしの記憶にある「ダチョウの卵殻を活用したマスク」も、ひと昔のものとなってしまった。
新型コロナウイルス流行の真っ只中の昨今では、カラフルになっている。
マスクもある意味、ファッションを兼ねてこれからも変わっていくのだろうなぁ…

そこで、聴こえない人にしたら、口を塞いでしまうマスクは困ってしまう。
手話って、口を隠しても理解できると勘違いしている人もまだまだ少ながらずにいるが、チャンスを生かすいい機会と捉えていることにも正直にある。
そして、躍起になった人たちが試作を重ねて『透明マスク』が生まれて、それもまた、改良を重ねていろいろと出ている。
この社会的活動を嬉しく思えるニュースもあり、私たちの活動にも繋がっていけたらと思う。

余談が長くなってしまったが…
マスクやアルコール消毒液の需給が逼迫して、小売店舗での大量購入やインターネット上で高騰転売する行為が「国民生活安定緊急措置法」として禁止されたはずなのに、8月29日には解除するというニュースを読んだ。
新型コロナウイルスの第2波と考えられる時期に、解除する必要があるのかなぁ。
安定供給が見込めるとは言え、国民を振り廻すような政策はやめてくれ!と叫びたくなる。