ショッピング
皆さん、ショッピングはどのようなスタイルが多いですか?
わたしたちは、半々でネットショッピングと近所での購入かな。
100均や販売店も利用しているが、大きな買い物はネットで調べてから購入することが多い。
ひと昔はテレビショッピングで、欲しくても電話注文でしか買えず不便だった。
今ではネットショッピングで、ろう者でも買い物ができるようになり、暮らしがより豊かになった1つだ。
そこで、預金やクレジットカードを持てなかった歴史が『ろう者』にあったことをご存知ですか?
「準禁治産者」として扱われていたことを…
粘り強いろう者活動で1979年(昭和54年)に改正され、住宅ローンも組めるようになり、生活が豊かに便利になっていった。
これには、聴こえないだけで聴者と何1つ変わらないのに「差別」と「権利」に気付くまで思考模索してきたろう者先輩の頑張りと運動があったからだと思う。
また、手話通訳の制度化や免許取得、障害者雇用促進法や情報提供施設の設置、差別法撤廃など多くの運動も実を結び、今では「手話言語法」の制定に力を入れている。
これらの活動には、わたしたちも関わっていただけに若手育成は大事だと思っているがなかなか難しい。
ろう者の生活も豊かで便利になってきただけに、若者が「当たり前」であるかのような生活をしていることにもどかしさを覚えるのだ。
会員にならずとも、そういった歴史を理解して『感謝』をしなければいけないと思うが「教育勅語」に通じた教育がないために「平和ボケ」して価値観までもが昔とは異なりつつあることに原因があるような気がする。
ろう者だけではなく、聴者にもあると思う。
敗戦を経験し、その後の復興努力で平和になったことに『感謝』を忘れてはいけないと思う。
どれだけの犠牲を払ったかを考えたら理解できることだろう。
広島県や長崎県の「原爆の日」の式典をはじめ、御巣鷹山の飛行機墜落事故やJR福知山線脱線事故、そして、阪神・淡路大震災や東北大地震などの慰霊祭などが終わりなく続いていることは、人として忘れられないようにするためにしている行事であるだろう。
日本人の悪い癖なんでしょうけど、流行に飛びついて飽きるのも早い。
今を生きることは大事なことだが、歴史の真実にも触れて考えながら日本人として誇りをもてる社会に、これから創っていきたいと思いませんか???