食品ロス削減月間

ネットサーフィンをしていたところ『食品ロス削減月間』が10月であることを知った。
2022年の9月も終わろうとしている時に、見つけたので考えてみようと思う。

併せて知ったことは、映画「もったいないキッチン」が2020年8月頃に全国で放映されたことだ。
オーストリアからやって来た食材救出人(フードアクティビスト)で映画監督のダーヴィド・グロスが日本の「もったいない」精神に魅せられて日本に来たようだが、悲惨な結果に…。

つまり、日本の食品ロスは世界トップクラスであったことを…
食品廃棄量が年間2759万トンのうち、毎年643万トンが国民一人当たり毎日おにぎり一個分、一家庭当たり年間6万円のまだ食べられる食べ物が捨てられているようだ。
世界でも食料飢餓が問題視され、8億人が飢餓に苦しんでいる現状があるようだ。

「もったいない」精神が薄れた日本で、キッチンカーで捨てられる食材を救出して美味しい料理に変身させるべくに日本各地を廻る旅をしながら、食品ロス解決のヒントや幸せを見つけるといった内容で、今では、教育機関用DVDがあったり、年間ライセンス用対象の作品で上映できるようだ。
また「もったいないキッチン・パーティ」を開催するなどの取り組みがされているようだ。

皆さんは、どのような食品ロス削減をしていますか?

わたしの食品ロスは、買ってきた食材を消費したらレシートで消していく。
そして、買い物には不足した食材をメモして購入し、余分なものは購入しない。
といった小さい積み重ねで、食品ロスを減らす努力をしているつもりだが…
たまに腐らせてしまうことがある。

おつきあいで外食といった予定外のことが起こると、消費できなかったものを腐らせることがある。
そして、毎日の買い物ができないために「冷蔵庫」という便利な電器製品に頼る現代において、夏場にカビが生えたり冷蔵庫の温度管理がうまくできていなかったりすると捨てざる得なくなることも多い。

また、スーパーなどで割引シールが貼られたものを積極的に購入するようにしている。
野菜を購入したら、皮ごと切って小分けしたり冷凍するなどの工夫をすると、生ごみも結構減らせる。
できることをしつつ、食品ロス削減に貢献できることは難民を救うことにも繋がると考えている。

一人ひとりの意識改善でゴミ回収の税金を減らせること、難民が多いことを棚に上げずに日本で贅沢していることを反省しつつ「衣食住」を見つめなおす機会を2022年の10月にできるといいなぁと考えるのはわたしだけだろうか?