珈琲の日
ハンドドリップで淹れた珈琲を毎朝必ず飲むのだが『珈琲記念日』があったことを忘れかけていた。
いつしか、ブログで書いた記憶があるのだが、10月1日が『珈琲の日』であることを…。
珈琲は、大手のスターバックスやドドールなどを筆頭に、全国津々浦々にあるコンビニのテイクアウト、個人経営のカフェ、缶やペットボトルなど…数え切れないほど多くの種類が存在する。
わたし達は自宅でも手軽にできるハンドドリップから始めて業務用マシンを使ったEspressoに至るまでの珈琲のもつ美味しさ・感動を味わってからというもの、大手チェーンやコンビニや缶・ペットボトル等の珈琲はすっかり飲まなくなってしまった。
個人経営のカフェでも自家焙煎豆で特にEspressoにこだわっている店でしか飲まないようになった。
旅先でも知人の紹介を得た店にいくか、ネットで評価が良さそうな店を検索して飲みにいくような感じになっているのだが、最近の流行なのか…どこも酸味が強く感じられ飲みづらいのだ。
また、珈琲は豆によっていろいろな味を醸すことができること、イタリア本場のEspressoは最初の一口は濃いが最後に甘みを感じるようなものであることを知ってしまったことも原因かもしれない…。
とある旅先で、イタリアで修業してバリスタになった方が開いた珈琲店にたまたま入ったときにホンモノの美味しさに感銘を受け、その味が忘れられずにいろいろな珈琲店を飲みまわっているのだが、なかなか本場に近いEspressoを淹れてくれる店が少なく、美味しいところは片手で数えられるくらいしかない。
いつしか行ったスペシャリティーコーヒーの大会「SCAJ」でも、残念な想いしか残らなかった。
味覚は人それぞれであり、別にわたし達の感じる味が正解とまでは言わないが、せめてわたし達が求めているような珈琲を出してくれる店がもう少し身近なところに増えてほしいと願うのは我儘だろうか?
せめて珈琲の日くらいは、いろいろな風味を一堂に集めて、地域ごとにその地域で頑張っている個人経営のお店をブースに誘って、ワイワイやりながら珈琲漬けの1日を過ごせるような場がどこかにあってもいいなあと思う。
地域振興だとか人流分析だとかの研究で街を(学術研究や政策の餌にするようなものではなく)本当の意味で地域の人々が喜び合える、お店も儲かる…そんなイベントが求められているのではないでしょうか。
そのときは、もし都心部であれば[駐車場]がイベント時間帯は無料…だといいなぁ。
行政が損しそうだけど、たまにはいいじゃないですか。増税ばっかりで儲けてるでしょう?!ね。