手話ではどうやって言うの?

最近、ちょっとだけギリシャ神話を模した
ゲームにハマっています。

ゲーム内では結構な頻度で神話に登場する
人物や動物など…世界観を楽しんでいます。

ところで、
イクラ・サボるなど…元から日本語だろうと
思っているワードでも、意外なことに外来語
だったり、俗に言うカタカナ語だったりします。

  

そういった言葉の中には…手話で言う場合に
該当する手話がなかったりすることも。

その場かぎりなら[指文字]で言ったりしますが
頻繁に使うようになってくると煩わしい。

そこで[当て字]のような感覚でちょっぴり
ジョーク(ブラックジョークに近いのかな?)で
やりやすい手話に置き換えて言うこともします。

万人向けの言い方ではないので、たぶん
家族や親しい仲間うちだけで通じるような
言い方になるのでしょう。

よくあるのがコンビニなどの名称
・セブンイレブン
・ファミリーマート
・ローソン
合併前にあったサークルKなど

ローソン → ロー(ろう者)+ソン(損)

…といった感じです。
使っているろう者を見た人もいるのでは?

今、ハマっているゲームでは
[イカロス]というワードをよく見ます。

イカロス 手話でどうやろうか?

ふと思ったのが…
イカ(怒る)+ロス(損)

やや自虐的かもしれません。
長年活動をするなかで日頃の差別や問題に
向き合って[このままではダメだろう?]
という怒りに似た思いを相手に伝えるために
その時々の感情をそのまま伝える努力や
工夫をしてきました。

だけど…実際のところ、言うだけ無駄
だったことも。

結果的に疲れちゃうだけ…
損しちゃった気分になることがほぼ毎回。

そんな経験を思い出して。

イカロスの手話…自分のなかではピッタリ符号しました!
一緒にゲームをやっている家族にも好評で!

本来の意味ではないけれど、そういった言い方を
楽しめるのも手話を[母語]として使っているから
だろうなと勝手に自己解釈して納得しています。

せっかく手話も言語なんだし。楽しく使わなきゃ♪

そう思うのは変ですか?