国勢調査

5年ごとにある国勢調査は、2020年で100年目…。
つまり、21回目の調査ってことですね…

この国勢調査は、きちんと回答することで国民の生活実態が把握できて、国の指針の参考となるもの。
しかし、プライバシーがばれるからと誤魔化して書くひともなかにはいるらしい。
この誤魔化しが、暮らしの低下を招くこともあることを知らない人も少ながらずにいる。

わたしに調査員の経験はないが、ろう者役員の経験で国勢調査の重要性などは強く感じている。
回答しなかったり記入漏れやミスがあれば、調査員の訪問がある。
この調査員もかなり高齢の方々で廻っていると聞く。

調査員が手話通訳者を連れて廻られるのも嫌なので、下手に訪問されないよう、ろう者団体会員にはきちんと説明をして、正直に書くようにお願いしたものだ。
そして、たかが5年、されど5年だが暮らし向きがどう変わったかということは本当に大事なことである。
悪くなっていたら「変革」が求められるし、よくなっていたら「維持・向上」が求められるだけのことで…
回答した家族一人ひとりを調べるものではないことを…。

5年でも、結構暮らし方は変わるものだ。例えば…
定年を迎えた、もうすぐ迎える人なら預金と相談しながら次のステップにスタイルの変化があるか?
そして、早期退職で暮らし方が変わったなら、働き方改革の参考になるだろう。
いろいろな意味で大事な国民調査であることをきちんとわかっていないといけないが、周知ポスターも広告も弱く、いつもながらも目にも頭にも入ってこない。

人生100歳といわれている今、大人になってからでも、国民調査の対象として最低15回は書くだろう。
この15回にどのように移り変わってきたかを調べる楽しみも1つではないでしょうか?
自分が20歳の頃から比べてどのように社会が変わったか???
このワクワク感を感じながら、次の暮らし方を一緒に考えてみませんか?