ソーシャルディスタンス
新型コロナウィルスの影響で、今までと違った動きがある。
働き方としては在宅ワーク、学生はオンライン授業と
『ソーシャルディスタンス』を考えたものが台頭しつつある。
この『ソーシャルディスタンス』を日本語に置き換えると『社会的距離』というらしい。
ろう者の私には、どちらも何とも覚えにくい単語である。
小さい頃に『トウモロコシ』を『とうも/ころし』と言っていたことがある。
語尾の「ころし」で「えっ?」と振り向かれて、自分も驚くことも…。
また『ノーマライゼーション』『コミュニケーション』といったカタカナ語にも苦手意識があった。
これからも、どんどんと新しい単語を目にする反面、生きづらさも増えていくのかな?
正しい単語として覚えるまでの時間が若い頃に比べて落ちてくると、堪えてしまう。
でも、手話を使っていると、正しい単語も誤魔化せてしまう。
それには、単語を1つの形、もしくは組み合わせで表現できるし、声を出す必要もない。
そして、クラスターの原因にも当たりにくいのかなという気がしている。
クラスターは『興奮して発する息が三密の1つになる』と危険だというのが、
本当だとしたら、手話を使って会話をしている人はクラスターになりにくいってことだよね。
この際に、皆さん、手話を覚えてみませんか???