三権分立って機能してる?
小中学校の学生時代には…たしか社会という授業で
三権分立について学んだような記憶があります。
選挙権を持つ年齢になった頃には、学んだ記憶も
薄れはじめているのではないでしょうか。
私の修学旅行では国会議事堂の見学もありました。
とても金のかかっている絨毯とか椅子とか議事堂の
雰囲気をみて「議員ってお金持ちやな〜」くらいの
もんでした。
引率の先生は三権分立の話をしていたはずですが
あまりピンとこなかっただろうなぁ。
立法は国会、行政は内閣、司法は裁判所ってな感じに
しか覚えていなかっただろうと思います。
身近なところでは地方自治体による条例かな。
立法が地方議会、行政が地方自治体みたいな。
特に私たち、ろう者に関わりの深そうなのが
地方自治体独自の[手話言語条例]。
各市町村によっては名称は異なることも
あるけれど、だいたいそんな名称で。
行政担当の課は[福祉]関連の部署が
役割を果たすことが多いかも。
国会では[手話言語法]を審議している
らしいけど、何年も先送りになって…
いつになるやら。
国会でコロナ対策のワクチン扱いを
どうするのかも支離滅裂なご様子。
○○税などの国民や企業などから
おカネを搾り取るためとおぼしき
法律は…サクッと決まって即実行
なのに…肝心の人命に関わるような
急を要することなんかは後回し。
選挙が始める直前とかだけは
イメージアップ作戦なのか、
バンバン立法しまくり。
内閣には立法権はないはずだけど
実態は…権利をもってそうな勢いで。
立法権のある国会での野党からの
法案は通ることがあまりない印象。
ここでも数で負けているマイノリティ
党派は弱いですよね。
手話言語法は野党も絡んでいる
超党での法案であるためか…
なかなか審議が進まない。
そもそもマイノリティであるろう者の
機嫌をとっても、選挙で得するわけ
でもないし。なんだかモヤモヤします。
裁判所だって、内閣の顔を伺いながら
判断しているような結末をチラホラ
みかけるし。些か心許ない印象。
手話言語法がもしも通ったら、
手話を日本語とは違う外国語として
扱ってほしいな。
高校などからは外国語の選択が
できるようになるところもある
だろうけど、そこに日本手話を
入れてもらえたら…今よりは
手話人口が増えて、通訳者の
存在を知る機会も増えるように
思います。
海外ではそんな風になったのが
1990年代あたり。
30年以上前のことだし、当時は
ろうあ運動もとっても強い時期。
現時点での日本ではろうあ運動は
高齢&弱体化しつつあるような…
その感じだと、あと半世紀は
待たないといけないのかなぁ。
ろう者1名に対して通訳者が4名
いるような社会だったら、いいな。
手話は福祉ではなくて、外国語を
扱う担当課がやってくれれば。
そういう社会がいつか来ますように…
祈りつつ…頑張る活動家を応援しつつ
個人的にはピンコロリ目指して生きて
いこうと思います♪