世襲制
古来からヒトの頂点に立つひとは
皇帝とか王とか宰相とかいろいろ
ありますね。
一代限りで終わるようなことは
そんなになくて…王の長男さんや
次男さん、長女さんなんかの
血縁者が継ぐことが多いですよね。
そういう王様ってだいたいが自力で
領地を拡大もしくは占領統治など
して頂点に立ったケースが多いと
思います。
しかし、ここは現代日本。
いちおうは法治国家の民主制。
議員は国民から投票で選ばれて
いるから自力でなるわけでは
ございません。
ところが議員に選ばれて与党の
代表になったりすると
頂点である総理大臣コースが確定。
人間…頂点に立つと権力が強く
なりますよね。
そうなるとなぜかその権力が
自分のモノだと錯覚するひとが
とても多い気がします。
そうすると…権力欲がでてきて
一代限りじゃなくて子どもにも
その権力を継がせようと必死に。
そうすると世襲のできあがり♪
地元で票を入れて頂いた民の
おかげで議員になったのに
自分の地元を[地盤]と呼び
あたかも自分のモノのような
発言まで出てくる始末…。
世襲制がダメとは言わないけど
自力でなったわけではないのに
世襲したがるのはちょっとどうかなと。
それについてお喋りしていたとき
「子どもには別の党でないと所属
できないようにしては?」という
面白い意見も。
そこで、思いつきました!
世襲したかったら…
親の地盤ではない地域で、なおかつ
親が所属している党以外の党員として
活動する…ってのはどうでしょう?
とりあえず表向きは自力でゼロからの
スタート。
そのくらいの努力はしてほしいですよね。